海外生活で価値観は変わるのか
私は現在、ドイツで駆け出しのフリーランスとして働いています。日々不安んだったり疲れたときに人様のブログや記事も見に行きます。そんな中でよく見かける。
「海外生活で価値観が変わった」という意見もよくみます。
今回はちょっと真面目にそんなことについて書かせていただきます。
ワーホリに悩んでいる人、海外に住んでみたい人の参考になればいいなぁ。
そんなやんわり文章です。
世界は広がった
語学学校の生徒や先生、なにより素晴らしいルームメイトに会い世界は広がりました。
こんな考えをする人がいるんだ、こんな生き方があるんだ。そんな感じです。
世界は広いのですが改めてそれを実感しました。なんて当たり前の文章なんだ。
でもキラキラだけじゃない
海外で生活すると、綺麗な緑やお洒落なパッケージの食品、綺麗な街並み
それに癒されてなんだかキラキラした気分になります。
昼間からビールを飲んでのんびりする人達。夕方頃から増えるお父さん達。
最初は、やっぱり日本と違うななんて考えていました。
でも、そんなことなかったというのが結論です。
ドイツで働く人達の朝は早いです。一度ものすごく早起きしたことがあったのですが
4時頃というまだ暗い時間からレストランやケパブ屋さんは準備を始めていましたし
清掃員の方や道路工事の準備を進めている人もいました。知り合いのドイツ人も
今日は早番だから7時から仕事なんだという日もあります。
優雅に見えるうらには、がっつりとした努力があるのです。
皆当たり前をこなしてる
上記では優雅にと言いましたが、皆が皆そんな生活をしているわけじゃありません。
ドイツだってレストランは深夜1時頃までやっているお店もありますし
スーパーも日曜日は休みと言えど、8時から22時とかなりがっつり営業してます。
インビスやパン屋に限っては日曜日も休まずしっかり営業。当たり前ですが、そこで働く人もいますし、その店舗を清掃する人だっています。
朝から晩までのドイツの稼働時間は結構長いです。
でもそんな中で感じたのは、私も含め全員が、ただそこで生きるために生活していってだけでした。
え、なに当たり前のこと言ってるの?と思われるかもしれません。
でも実際そうでした。海外でも日本でも皆、自分の家族のためはたまた自分の為
おいしいご飯を食べるため、旅行に行くためにしっかりがっつり働いている。
それはどの世界にいっても一緒なんです。皆、地に足付けてそれぞれ違うん考えで働いてる。
海外生活を初めて変わったと言えば、海外を見るのに「皆なんて自由で優雅なんだ!」ってキラキラフィルターがかからなくなったことかもしれません。
人に優しくなりたい
私は、海外に来て一番良かったのは本当に色々な人に会えたことです。
そん中で本当に親切にしてもらい気を使ってもらい私は生きてます。
多分、一人じゃここまでの生活は耐えられませんでした。
でもそれは海外の人だけじゃありません。
何より今、私を支えてくれているのは日本でできた縁のある方達です。
つらい時に話を聞いてくれる友人。
なにより大切な両親。生存確認してくれる元上司。
日本食が恋しくなったら連絡しろと言ってくれる、先輩。
慌てん坊の私を心配してくれる友人。色々なことを報告できる大切な子。
今を支えてくれているのは、日本で今までそばにいてくれた人達でした。
そん中で私はふと思うんです。自分ならこんな風に、人にやさしくできるかなと。
海外で仕事をしたいと飛び出した娘に友人に、こんなに気を使ってあげられるかなと。
そうやって色々考えていると、本当に皆優しい人だなと思います。
なので結局何が言いたいって、あれですね。人に優しくありたいです。
なんかちょっぴり偉そうに
もしこの記事を海外留学やワーホリ、フリーランス志望の方が読んでいたら
ちょっぴり偉そうにアドバイスさせてください。
海外に来て、やる気のある人はすごい馬力があれば結構どうにかなると
今の時代は思います。私は駄目駄目ですが英語が喋れたら結構どうにかなる率も上がります。
ただ、その分日本で得た縁は希薄になりがちです。
これから海外にくる人はぜひ、日本の友人や縁を大事にしてください。
蔑ろにしないでください。いつか貴方が戻るかもしれない故郷です。
いつか戻るかもしれない母国です。
海外でテンションや思考が上がって、その大切な人達を忘れないように
してください。
なんでこんなことを改めて書いているのかって、あれですね。
一番は自分への心のメモです。
おあとがよろしいようで~
なんか